お食い初め(百日祝い)


お食い初め(おくいぞめ)とは、平安時代からあると言われ、 新生児の生後100日目ごろに乳歯が生え始め、この時期に 「一生涯、食べることに困らないように」との願いを込めて 食事をする真似をさせる儀式の事をいいます。
子供の最初の節目となる時に、家族で写真を撮られてはいかがですか?


お食い初めの写真

お食い初めの写真は、料理を並べ、赤ちゃんの写真を撮るのが一般的です。
料理には、飯椀には赤飯、煮物椀には季節の野菜煮物、 つぼ椀には酢の物等、汁椀には鯛や海老などの汁もの、 高杯(たかつき)には梅干など、5品が一般的なようです。


食事の順番

実際食べさせるわけではなく、祖父母(年長者)が赤ちゃんを抱いて食べさせる「まね」をします。
食事には、順番があります。
歯固めの石を赤ちゃんに触れさせた後、
@ご飯→A汁物→Bご飯→C焼き魚→Dご飯→E汁物
これを3回繰り返します。

歯固めの石

丈夫で健康的な歯に成長する事を願う意味で、古来から行われています。
歯固めの石に箸を付けてから、赤ちゃんの歯茎に触れます。

歯固めの石は、神社の境内の石を用いるのが良いようです。
お宮参りをしたときの神社などに行って聞いてみて下さい。
お食い初めを終えた後日には、神社の境内などへお借りした石を返しに行きます。