大賀写真館

写真は人生のライフステージをいつまでも思いでの記録にとどめてくれます。

誕生、お宮参り、七五三、ご入学・ご卒業、学校の行事（遠足、運動会、コンサート、文化祭）成人式、ご結婚、ご家族全員の記念撮影、還暦（古稀、喜寿、傘寿、米寿、卒寿、白寿）、その他各種イベント・・・、あなたの人生の思いでづくりに大賀写真館がお手伝いを致します。

最近のデジタル写真のカメラもフィルム写真に近づいてきました。
どちらも一長一短の良さがあります。
写真の画質を考える場合、デジタルの場合モレア（縞模様）を生じる場合がありますが、フィルムの場合は感光粒子が不規則に並んでいるため縞模様のような現象は起こりません。しかし、露出の寛容度においてはフィルムの方があいまいなため優れており、撮影の技術力さえあれば芸術作品に仕上げられます。
デジタルの場合やっかいなことは、後側焦点面に写るごみやほこりを取り除くことが困難であります。
しかし、利便性や保存性を考えるとデジタル写真も使う側にとっては使いやすい面があり、今後ますますフィルム式のカメラに近づきやがて超えるときがくるでしょう。

大賀写真館では長年培ったフィルムの良さと、デジタルの良さを考慮し、デジタル化に取り組み、様々な技術力と設備を備えて参りました。また、デジタル化の専門企業とも提携し、より良い写真、いつまでも思い出に残る写真を皆様にご提供したく、皆様のご来館をお待ちしております。

お手軽にカメラが手に入る時代になり、写真は撮りたいがカメラは苦手といった人達も多数いらっしゃいます。
写真の良さは、お子様の成長の記録を残すことができ年月の経過と共にその思いでも一層募ります。
それによって親子の絆も深まります。
そのような意味も含めて、カメラの苦手な人、全く道具を所有されていない方達にも写真の世界に入って頂き、写真の楽しみ方、写真のおもしろさをお教えしております。
そこで、写真撮影をする喜びを味わい人生の一つの糧にして頂ければ光栄に思います。

現在、当写真館ではアルバムづくりもしています。
紙面によるアルバムは一気に必要なところだけを観ることができ感動の味わいも深いものになるでしょう。

一方では、デジタル化でスライドショーも楽しむことができます。写真をお持ちくだされば説明などの文字を入れて素敵なスライドショーに変身させてお渡し致します。

歴史

昭和天皇が渋川へ　創業は先代の親族が今を遡ること八十数年前に児島郡の地（現在の岡山県玉野市玉商店街）で初めての写真館として開業しました。
当時、児島郡は倉敷市粒江、下津井、日比、八浜、胸上、小串、郡等で現在の岡山市、倉敷市の一部及び玉野市から成り立っていました。
当時の写真はマグネシュームを焚く撮影方式でカメラのアングル、明るさと共に、カメラを扱う技術に職人芸を要求されました。

三井造船進水式　先代はそこの写真館で写真家としての研鑽を積み、その後昭和12年に現在地（岡山県玉野市羽根崎）にて大賀写真館として撮影スタジオを設立して開業しました。
　先代が開業した当時の撮影方式も、カメラのシャッターを開いて、マグネシュームを焚き、シャッターを閉じるといった技が要求され、この時代はネガと写真の大きさ（フィルムの大きさ）が同じで、顧客のサイズ要求に合わせてカラス板のフィルムをサイズごとに用意しておいてそれを差し替えることで、写真の大きさを調整する方法でした。
当時の職人技は、これらの技術を身につけるのに大変な苦労を要しています。
　その甲斐も有り、顧客は地元の三井造船、三井金属など大手企業や季節の節目のお祝い事－お祭り、お正月、お盆等々－人々が集まる行事を中心に記念写真としての撮影が多く行われ、多くの需要が有り盛況でした。
　その後昭和20年代に入り、写真撮影のカメラはマグネシュームから電球、ストロボへと進化し、それにあわせて撮影技術も変化しています。

　現在の大賀写真館は2代目の私が昭和50年に玉野市羽根崎の地で引き継いでいます。
　私は小さい頃から先代の撮影に付き合わされ、先代から手ほどきを受けていましたから、引き継いだときは、既に私の脳裏には理想がありそれを追い求めた努力をして参りました。

三井造船敷地 50年代の写真撮影のカメラは4インチ、5インチで、傘の下に4灯のストロボを備え付けて、ピントを合わせてシャッターを押すといったもので、カラー化の時代に入りつつありました。
　お客様も先代からのお付き合いのあった三井造船玉野事業所、三井金属様はじめ地元玉野の大手企業や学校、お祭りなどの季節の行事、人生の節目の記念撮影などでした。

その後時代は大きく変遷をし、デジタル化の流れとカメラ技術の高度な進化と共に、カメラの使い方や用途が多様化して、価格も手ごろなものとなり、多くの人々が個人で撮影できるようになっています。